今回は、前回の15鞍目の記事からかなり飛んで40鞍目、初めて駆歩をした時の記録です。
この駆歩を経験するまで、
・何しても発進すらしない馬
・何しても尻っ跳ねで反抗する馬
・指導員さんに注意されまくる日々
などに自分の知識や技術力の低さを痛感させられ、結果的に
✓乗馬意欲の低下
✓馬への漠然とした恐怖感 が募っていった時期でした。
およそ1年続いたスランプ。とにかく馬に跨らないと!という思いで、なかば部活動?いや仕事?のように乗馬に通っていると牛歩ながらも、ようやく駆歩ができるクラスにまで進級。
そこで初めて駆歩をすることになるのですが、スランプ真っ只中のタイミングが逆に良かったのかもしれません。
乗馬を始めて、いや、今まで生きてきて(大袈裟すぎ?)、後にも先にも、この瞬間ほど満ち足りた時はない!
と言えるくらい爽快でハッピーで興奮した時間となりました。
※残念ながら全てのレッスンの記録はできていません(-_-;)ご了承くださいませ。
- 初回レッスン~15鞍目主に並歩~軽速歩の練習の記録。
馬上でのバランス感覚、軽速歩のリズムに慣れることがメイン。正直、一番長かったスランプがいまだにココ(39鞍目まで)。 - 40鞍目初めての駆歩の記録。
脱スランプ!正直ここから乗馬が5倍くらい楽しくなった。今までの練習の意味がようやく分かってくる。駆歩の爽快感は計り知れない。 - 80鞍目4級ライセンス合格の記録。
上のクラスに出るための見極め試験。これ以降のレッスンでまた軽くスランプに。 - 100鞍目以降ほぼすべてのレッスンを記録。
脱スランプ!駆歩の誘導、障害練習、3級ライセンス練習などの記録。このあたりでどの馬でも乗りこなせるのではないか?という謎の自信が出てくる(笑)馬と色んなコンタクトが取れてとても楽しい。
私の乗馬日記(40~41鞍目)
~主なレッスン内容~
①調馬策で初駆歩
②調馬策なしで駆歩
☆乗った馬たち
ユイヒメ、ディーエスハスラー
☆馬の性格や印象
・ユイヒメ…これまでのクラスでは乗ることはなかった馬。牝馬で他の馬が苦手で馬間距離に注意。
乗り手が下手だと反抗多め。でも基本とてもまじめさん。小股で走るので反撞がほぼなく、初心者の速歩や駆歩にはうってつけ。
・ディーエスハスラー…スランプ中もよくお世話になっていた馬。そして当時最も悩まされた馬。脚扶助の許容範囲が極端に狭くてそれ以外の部位に踵が触れると耳絞って思い切り跳ねる。そして後退&不動化。当時は本当に彼が怖かった。。
☆感想
はじめての駈歩!
最初は調馬策をつけてユイヒメで。駆歩発進の脚合図を初めて教わる。丸馬場の中央で調馬策をかけられたユイヒメは、指導員さんの声の調子や雰囲気で「これから駆歩するのね」と理解しているようで、私の拙い合図でもしっかりと走ってくれた。
私は正直、馬上での駆歩のスピード感が想像できず、大丈夫かな、怖いかなと思い、鞍についているホルダーを思い切り握りしめて、構えていた。(前日に駆歩の動画を見てイメトレしていたくらい)でもその必要はなかった。
ユイヒメが走り出した途端、馬の背中でこれまで体験したことがないくらいの爽快感を感じることができた。風を切るってこういうこと!?え!?なにこれ!?想像以上に楽しすぎてユイヒメの上でずーーーっと笑ってた。「楽しい~!」と思わず声も出てしまっていた。両手で握りしめていたホルダーも自然と離れていた。
ほんとにほんとに楽しかった!これまでのレッスンで間違いなく一番楽しい瞬間だった。なんだこの気持ちよさ、爽快感は!?
次の子はディーエスハスラー。
ハスラーは以前にも乗ったことあったが全然うまくコントロール出来なくて跳ねたり後退したりUターンしたり酷かった。。今日はどうかな?うまくできるかな?とちょっと気分が重かったけど、最初はこそ重かったけど走り出したら軽い。今度は調馬策なしの駆歩だったが、乗りやすかった!あれ?ハスラー全然発進してくれるじゃん!自分が上手くなったように錯覚してしまうくらい楽しく乗れたし、嬉しかった!そして駈歩の余韻すごい。もっと駆歩したい、ずっと走っていたいと思うほど駆歩に魅了されてしまった。
最後に
以上、初駆歩の記録でした!
この駆歩レッスンがきっかけで、以降のレッスンの意欲が爆上がりしました。
レッスンがない時には、Youtube動画や本で馬のことを知ろうと、簡単ではありますが勉強も始めました。
すると、これまで分からなくてモヤモヤしていたことが、徐々に理解・実践できるようになってきました。すると途端に、乗馬がものすごく楽しくなっていきました。
これからも乗馬日記更新していきますのでよろしくお願いします♪
コメント